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令和3年市民厚生委員会 名簿 2021-02-12
令和3年市民厚生委員会 本文 2021-02-12

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  1. 春日市議会 2021-02-12
    令和3年市民厚生委員会 本文 2021-02-12


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前9時59分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長内野明浩君) 全員出席であります。ただいまから市民厚生委員会を開議いたします。  初めに、委員会記録署名委員を指名いたします。署名委員船久保信昭委員を指名いたします。  それでは初めに、まずは今日の段取りとしては、健康推進部福祉支援部、市民部の議会閉会中の調査事件を議題といたします。それでは初めに、健康推進部でございます。調査事件ですね。  なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答で簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、金堂健康推進部長。 2: ◯健康推進部長金堂円一郎君) おはようございます。健康推進部でございます。よろしくお願いいたします。  本日、調査事件として上がっております国民健康保険事業の取組についてでございますが、本日、健康スポーツ課課長補佐であります百武保健師も同席して、いろいろな質疑、説明等させていただく機会がございますので、許可をよろしくお願いしたいと思います。 3: ◯委員長内野明浩君) 皆さんどうでしょうか。よろしいでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 4: ◯委員長内野明浩君) それでは、許可いたします。お願いいたします。  冨永国保医療課長。 5: ◯国保医療課長冨永普行君) それではですね、1、調査事件の、国民健康保険事業の取組についてを御説明いたします。  事前にいただいております調査項目は、国民健康保険保険者努力支援制度についてでございます。保険者努力支援制度のうち、取組評価分について、令和2年度の分析資料を基に、国保医療課から全体的な御説明をいたします。  今お手元にお配りしています、右上に、健康推進部国保医療課と書かれた資料の1ページを御覧ください。ちょっとカラーになっている資料でございます。  まず、1、総合実績でございます。令和2年度の合計得点は、995点満点中546点、得点率は54.9%となっております。この合計得点とは、この後に御説明いたします保険者共通の指標に係る得点と国保固有の指標に係る得点を合計したものになります。県内の順位では、60団体中33位、全国では1,741団体中900位となっております。  次に2、共通指標の実績でございます。保険者共通の指標として、六つの指標が掲げられていますが、それぞれに満点の点数が違いますので、得点率のところを見ていただきますと、本市が得点できていない部分がよく分かります。指標1、指標2、指標6が30%を切る得点率となっておりますが、特に、指標6の後発医薬品の促進の取組、使用割合の得点率がかなり低くなっております。  資料の真ん中あたりに記載されています六角形のグラフの左側のほうを御覧ください。共通指標得点率と書かれたものでございます。  これは、本市、福岡県、全国の状況を比較し、グラフにしたものですが、本市の状況を示す青い折れ線グラフが、指標6のところで、かなり落ち込んでいることが分かります。この部分が一番、全国、県と比べて弱い部分であるということが分かるかと思います。
     次に、そのグラフの上のピンクの表ですね、3、固有指標の実績を御覧ください。  この指標は、国保税の収納率等国保固有の問題に対応する指標でございますが、こちらもそれぞれ配点が違いますので、得点率のところを見ていただきますと、一番低い得点率で指標1が60%となっております。しかしながら、その右側に記載しています、県や全国の得点率は大きく上回っております。  先ほどの六角形のグラフの今度は右側のもの、固有指標(得点率)と書かれたものを御覧ください。  本市の状況を示す青い折れ線グラフは、県の状況を示す赤い折れ線グラフや、全国の状況を示すグレーの折れ線グラフの外側にあり、この固有指標については、全ての指標において県や全国の状況を上回っていることが分かるかと思います。  次に、資料の裏面、2ページを御覧ください。  こちらの資料は先ほどの指標について、さらに細分化したものになります。ピンクの網掛けの部分は、得点率が50%を切るものになりますが、その部分を中心に御説明をいたします。  まず、共通指標1の(1)特定健康診査の受診率でございます。これまで様々な未受診者対策を実施しているものの、29年度の実績は24.89%でございます。この保険者努力支援制度の一番低い基準である43.52%まで、大きな開きがあります。なので、一番低い基準にも届いておりませんので0点となっております。  次に、(2)の特定保健指導の実施率でございます。29年度の実績は29.75%です。一番低い基準である42.66%まで、こちらも大きな開きがあります。この部分では得点は取れておりませんが、しかしながら、もう一つの基準がありまして、28年度から29年度にかけて、実施率が7.5ポイント向上しており、それにより、25点、得点をすることができました。これはですね、29年度から、市直営の指導に変更したことが原因であると思っております。  なお、30年度からは、集団健診当日の初回面接を開始しております。このことにより、実施率が53.1%ぐらい増加しており、次年度はさらに得点ができる可能性が高いと考えております。  次に、(3)のメタボリックシンドローム該当者及び予備軍の減少率でございます。保健指導の充実に努めましたが、29年度の実績は、減少率、それから28年度からのポイントの向上、いずれもマイナスとなっており、得点はできておりません。  次に、共通指標2の(1)のがん検診の受診率でございます。平均受診率の平成29年度実績は12.40%でありますが、一番低い基準である14.63%に2.23%届いておらず、また平成28年と比べてもポイントマイナスとなっており、得点はできておりません。今後より一層の受診勧奨の取組が必要であると考えております。  次に、共通指標6の後発医薬品使用割合についてでございます。  平成2年度において一番得点率が低い部分になります。平成30年度の実績は、74.46%であるところ、一番低い基準は76.90%となっており、0.44%届きませんでした。また、28年度と比べて、29年度については4.98ポイント向上をしておりますが、基準の5ポイントに0.02ポイント届きませんでした。よって0点となっております。  現在の取組として、市報や市ホームページ国保パンフレット、「こくほとらの巻」などで普及啓発を行うとともに、国保への新規加入者へはジェネリック医薬品希望カードを配布しております。  さらに、これが一番効果が高いと思うんですが、ジェネリック医薬品に切り替えることにより薬代が下がると見込まれる方に対して、ジェネリック医薬品に切り替えた場合の軽減金額を記載した通知書を送付しています。  次に、固有指標6の適用の適正化でございます。  こちらは全世帯に占める所得未申告世帯の割合が、平成29年度から平成30年度にかけて0.08%増加しているため、得点ができておりません。今後も、未申告世帯に対する申告勧奨を粘り強く行っていきたいと考えております。  また、国民年金保険者情報を活用した国民健康保険の適用の適正化につきましては、本年度から実施しておりますので、今後についてはですね、その部分については得点が上がってくるかと思っております。  最後にそれぞれの指標において改善すべき事項がありますが、他団体の事例等も参考にしながら、少しでも改善したいと考えております。  御説明は以上でございます。 6: ◯委員長内野明浩君) それでは、ただいまの説明に関しまして、質問があればお願いいたします。  原委員。 7: ◯委員(原 克巳君) すいません、参考までに教えていただきたいんですけれども、特定健診受診率が非常に低いということですが、市としては、原因、要因は何だというふうに分析しておられるでしょうか。その辺、ちょっと教えていただいてよろしいでしょうか。 8: ◯委員長内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 9: ◯健康スポーツ課長貴島宏一君) これだという特別な理由については、ちょっと我々もなかなか見極めることができておりませんので、これまでも、いろいろな受診勧奨であるとかですね、広報であるとかそういった取組はしてきておるところですが、26年度から受診率に関しては一度も下がってはないんですが、上がり方もそんなに大きくないような現状があります。  今後の取組としてはですね、集団健診の予約の受付をですね、コールセンターなどのもっと簡便な──今ははがきでの申込みになっておりますので、簡便な方法でできないかということでですね、来年からというのはちょっと難しいんですけれども、再来年度ぐらいからを目途に、ちょっとそういった体制を構築しようとしているところです。  それ以外もですね、今まで行っておりました個別の受診勧奨の通知ですね、その方の健診受診の状況であるとか、医療機会受診状況を見た上で、内容を変えた個別の受診勧奨といった取組を今後も継続して取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 10: ◯委員長内野明浩君) ほかにありますか。飯田委員。 11: ◯委員(飯田浩昭君) 御説明ありがとうございました。私がそもそも感じたところはですね、大きく共通指標固有指標という二つがありまして、固有指標に関しまして、今回のグラフと言いますか、資料にも表れているとおり、非常に、何というんですかね、きっちりとした取組が反映されているなということで納得してるんですけれども、やはりどうしても気になったのはですね、指標6であったりとか、もしくは指標1、2であったりの部分が、あまりにも低かったので、やはり全体的な取組方であるとか、考え方というところが、なかなかうまくいってないのか、失礼な言い方かもしれないんですけど、何か回ってないのかなと、ちょっと感じた次第なんですね。  例えば、がん検診であるとか、何とか検診であるとか、ピンポイントで絞っていった対策というよりも、全体的なイメージアップ、これは国保の方にかかわらず社保の方も含め、要は、春日市民皆様のためですよね。何と言うんですかね、モチベーションアップにつなげていかなくちゃいけないのかなという気がしたんですよ。  例えば、今回、がん検診の受診率がちょっと、若干低いということだったんですけれども、ちょっと一旦、それは置いといて、歯科検診の受診率がそこそこいい点数を取れてきていると。これは以前からもいろいろ御質問等ありましたけれども、行動変容が非常にしやすいということで、その効果が現れてきていると思うんですけどね。あるいは、例えばこういう動きやすいところから、全体的な底上げをしていくというような取組方もいいのかなというふうに感じているんですね。  ちょっとあれなんですけども、例えば、歯に関しましても、定期的なメンテナンスの必要性の周知徹底というのが、やはり、日本人としてそもそも、なかなか刷り込まれていない、予防医学とかですね、そういうところがなかなか足りてないという現状も若干まだあるのかなというふうに感じておりまして、御承知のとおり虫歯とか歯周病を防ぐ行動というのは、健康的な生活を送るのに欠かせないものであって、適切なケアを怠るとかめなくなるなどはもとより、糖尿病悪化とか、心臓病のリスク、がんリスク、骨粗鬆症、早産・低体重児リスク、脳卒中・脳梗塞リスク、認知症悪化といった、いろいろなあらゆる疾病のもととなるわけですよね。  歯科受診等で、歯科医師等から生活習慣とか、健康状態、それから、要は、一番大事なのはプラークコントロールの状況等の指導を受けて現状の維持管理、改善に努めるように、セルフケアに結びつける意識づけが必要だというふうに思うんですね。  ある歯科医院の概算によると、幼少期から80歳まで適切なメンテナンスをすれば、治療費などが大体150万で、残存の歯が十五、六本と。ところが、適切なメンテナンスをせずに痛いときだけ病院に行ったら、435万円、残存六、七本といったような話も出ているわけですね。体全体の年間医療費についても65歳で15万円ぐらいの差が出るというような一つの指標があるようですね。  定期的なメンテナンスを通し、つまり、これはがん検診とかにも結局応用できることだと思うんですけど、そういったことの意識づけですね。もちろん、歯に関しては幼少期から家庭や教育現場においても、指導とか意識づけを行って継続することで、医療費の適正化、介護リスクの減少、それから健康診療の延伸と、これからの春日市の健康づくりにも大きな意味をなすというふうに私は考えています。  例えばですけど、市報等でですね、保存版としても使えるような歯とか口腔の特集をしていただくとかですね、そこを機軸に国保であるとか、子育て、教育、健康、スポーツなど、総合的な連携の実態を市民の皆様に訴えかけていくというのも一つの手なのかなというふうに思います。  例えばですけど、春日市お口の健康日本一とかですね、そういうのを目指してといったキャッチフレーズにて、全体としての目標めいたことをすれば、市民のモチベーションが上がって、将来的には全ての底上げにつながるものではないかなというふうに考えておりますので、あくまでも国保だけということじゃなしに、やはり、いつも部長のほうからもおっしゃってくださってますけれども、各課通じてですね、連携した、底上げ的な取組というのが非常に、大事なのかなというふうに感じておりますので、ぜひ取り組んでいただければなというふうに思っております。  以上です。そこのところはいかがでしょうか。 12: ◯委員長内野明浩君) 百武健康づくり担当課長補佐。 13: ◯健康スポーツ課長補佐百武彩子君) 貴重な御意見ありがとうございます。まず、歯科検診の状況についてもう少し詳しく御説明させていただきたいと思います。こちらのほうは、母子検診ということで、歯科の分は96%程度、健診を受けられた方については、ほとんどの方が歯科検診を受けていただいて、そこの中で教育等を行っておりますので、かなり母子についての歯科教育のほうは充実できてきてるかなと思っております。ところが成人になりますと、委員のほうからもおっしゃられたように、なかなか市民の方の行動変容というのにまで結びつけができてないというところの課題はあるかなと思っております。  現在ですね、まず、どこへターゲットを置いたらよろしいのかというところで、まず、成人層において全般的に歯科検診の取組を教育するということも、もちろん併せて実施しているところではございますが、特に、健診の結果から、重症化になりやすい方ですね、血圧、糖尿、脂質異常等でですね、引っかかった重症化予防の対象者の方に、特にやはり歯周病のリスクが高いというふうなことで、この方については、ダイレクトメールを送りまして、できるだけ受けてくださいと。保健指導の一環の中で、歯科への結びつきというふうなことでの受診勧奨をさせていただいているところになります。このような形で、やはり生活習慣病と歯周病との関連性というのを広く教育をしながらですね、さらにちょっと取り組んでいければよろしいかなと思っております。  あとあわせまして、特定健診、がん検診の受診率につきましては、やはりずっと微増はしておりますけども、なかなか受診率が向上してないという課題はあるかなと思います。そこで、昨年度からですね、健診を受けていただいている医療機関につきましては、先生のほうから、特定健診を積極的に受けていただけるような形で、先生のほうから直接患者さんに対してチラシを全部配布をしていただきまして、特定健診をドクターのほうから直接勧奨していただくと、そういうふうな取組をしております。  あるいは、特に眼科のほうも、特定健診の医療機関ではないんですが、目が見えにくくなった、目の状態がちょっと悪いなと感じたときに初めて受診をすると、糖尿病性の網膜症だということで、既に重症化をしているというふうなケースもございますので、眼科とかのところにも、先生と医療連携ということを十分、去年から積極的に取り組み始めまして、そこの中でチラシの配布、それからポスターの掲示等ですね、ドクターと一緒にちょっと受診勧奨のほうに努めていきたいなというふうに取り組んでいるところでございます。  あとは、検診の受診率を上げるためには、やはり市民へ行動変容させるために、どういうふうにアピールをしていったらよろしいのかというところになるかと思いますので、今年度、九州大学との協定書を結んでおりまして、データの分析等がきちんとできるような形になってくるかと思います。ですから、来年度からはですね、地域の自治体ごとの受診率の分析等が、もう少し詳しく出てくるようになるかなと思いますので、自治会ごと受診勧奨を行いながら、地域のほうで、どういうふうな行動が、受診勧奨ができるのか、どういう課題があるのかというふうなことを、仕組みの分析をしながら、さらに細かい受診勧奨のやり方というのが検討できていけたらいいかなというふうに感じているところです。  以上です。 14: ◯委員長内野明浩君) ほかにありますでしょうか。  それと、ちょっとすいませんね、傍聴人がいらっしゃいますんで、傍聴人の方に申し上げます。私語や拍手は慎んでいただきたいと思います。携帯電話は電源をお切りいただくか、マナーモードにしていただきますようお願いいたします。撮影及び録音は傍聴規則によりできませんので、御協力をお願いいたします。  それじゃ、お願いします。船久保委員。 15: ◯副委員長(船久保信昭君) 御説明ありがとうございます。先ほど冨永課長のほうから御説明の中で、後発医薬品使用割合、ここのところでですね、いわゆるジェネリックに変更可能な方へ、その旨の通知をされているというお話がございましたが、もしこの通知によっての効果がお分かりでしたら教えていただいてよろしいでしょうか。 16: ◯委員長内野明浩君) 冨永国保医療課長。 17: ◯国保医療課長冨永普行君) すいません、ちょっと今手元に資料を持ってきていませんので、できれば、また次回の委員会ですかね、定例会中のですね、その中でまた御説明をさせてもらってもよろしいでしょうか。 18: ◯委員長内野明浩君) よろしいですか。 19: ◯副委員長(船久保信昭君) はい。 20: ◯委員長内野明浩君) それでは、そのようにお願いします。それでは、続けて船久保委員。 21: ◯副委員長(船久保信昭君) すみません、お手数をおかけしますけども、お分かりでしたら、お願いいたします。  それから、いわゆるジェネリック、今のお話では、通知の送付、いわゆる紙面で郵送されているということなんでしょうけども、ちょっと話がそれますが、私が病院に受診した際ですね、お医者さんのほうから処方していただく際に、ジェネリックを使用しますかというお話をいただくお医者さんもいらっしゃれば、そういうお話がないお医者さんもいらっしゃいます。私が処方していただく薬にジェネリックがあるかどうか、ちょっとそれは私のほうでは定かでありませんので、別にお医者さんに対してジェネリックはありますかという問いはしておりませんが、いわゆる患者側の立場からすればですね、紙面で通知があるよりも、お医者さんから、やはりそうやって選択を求められるというほうが、内心的に安心できる材料になるのかなというふうに感じるところがあります。というところで、ちょっとお伺いしたいのが、医師会等々、こういう後発医薬品の使用に関して、何か調整されていることがありましたら教えてください。 22: ◯委員長内野明浩君) 冨永国保医療課長。 23: ◯国保医療課長冨永普行君) すいません、医師会とか、あと薬剤師会とかですね、その辺りに対して、例えば春日市が単独でですね、今やっていることは実はありません。ただ、もちろんジェネリックの医薬品についてはですね、もう県下全体で今取り組んでおりますので。ジェネリック医薬品の促進会議というのをですね、県を含めたところでですね、いろんな各団体が入ったところでやっておりますので、当然ジェネリック医薬品普及促進については、各団体さんもよくお分かりになられていると思うんですが、春日市が単独でですね、そういった団体さんのほうにお願いにいってるというところは、現在ちょっとしておりません。  以上でございます。 24: ◯委員長内野明浩君) 船久保委員。 25: ◯副委員長(船久保信昭君) そうしましたら、最後に要望になるんですけども、今お話しいただいた、今の医療費の高騰というのもやっぱ高額医療費という面も大きいということを以前から報告を受けております。今後、そういった機会がありましたら、そういうところもですね、医師会と調整していただいて、できるだけ医療費の削減に努めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 26: ◯委員長内野明浩君) それでは、ほかにございますでしょうか。原委員。 27: ◯委員(原 克巳君) すいません、先ほどの貴島課長から、個別健診の勧奨ですね、これを行っているというお話を伺ったんですが、この個別健診の勧奨を行った上での受診率の向上だとか、そういった効果ですね、そういったものは認められるんでしょうか。 28: ◯委員長内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 29: ◯健康スポーツ課長貴島宏一君) これが勧奨で何%上がったかという数値はちょっとなかなか出しにくい部分はあるんですけれども。あと1個ですね、個別健診の受診勧奨してるんじゃなくてですね、個別にそれぞれの対象の方に勧奨しているという形になります。それで、その勧奨通知を送ってからの期間については、集団健診のお申込みのほうを、はがきではなく、お電話で受付けるようにしておりますので、そこでですね、かなり受診の申込みをいただいておりまして、数で幾つというのはなかなか表しにくいんですけれども、スタッフとしては、そこに手応えは感じているところです。  ただ、ちょっと残念だったのは、今年がですね、やはり感染症対策の関係で集団健診の人数制限を少し行った関係で、全日程が埋まってしまうのがかなり早い時期に埋まってしまいましたので、その方々には、申し訳ありませんけれども、個別の医療機関のほうの受診を御案内したところです。受診勧奨の通知を送った後というのは、かなり反応としてはあります。 30: ◯委員長内野明浩君) 原委員。 31: ◯委員(原 克巳君) すみません、ありがとうございます。そういったターゲットを絞った勧奨というのは、こういった特定健診というのは人ごとではなくて自分ごととしてやっぱり捉えることが大事かなというふうに思うんで、ほかの自治体によっては、ターゲットをAIで抽出したりとかですね。多分、春日市は保健師さんだとか、そういったところで抽出をしているかなというふうに想像してるんですけど、今後ですね、そういったAIを活用しながらというところも見えてくるのかなというふうに個人的には思ってますけど、その辺はいかがでしょうか。 32: ◯委員長内野明浩君) 百武健康づくり担当課長補佐。 33: ◯健康スポーツ課長補佐百武彩子君) まず、受診勧奨のはがきの方法になりますけれども、こちらは、KDBシステム国保連合会からのシステムのほうから、今までの過去の健診の受診状況、それから、医療レセプト、治療中であるか、途中で中断してないか、そういうふうなことについて対象を分析をしまして、そのパターンごとに、圧着はがきの種類をまず変えまして、対象者ごとに受診勧奨のよりよい内容の文面を考えて郵送しているというふうな内容になっております。  ある時点のところで、まず、受診のお申込みがなかった方には、まず全員にはがきをお送りしまして、その後に、タイミングを図りまして、受診勧奨のお電話を、優先順位を決めて保健師のほうから勧奨を行っているというふうなところになっております。  あと、電話による勧奨の実績になりますけども、今年度が今のところ855人に受診勧奨を行っておりまして、その電話の時点で受けていただけると、受けたいですって言っていただいた方は62%でした。ですから、やはり、効率よくはがきをお送りしまして、そのときに、すぐに予約が取れる、あるいは個別健診の受け方について、きちんと保健師のほうから健診の必要性について御説明をしますと、かなりの方が受診をしたいというような御回答が得られているというところになります。  実際には、電話で受けますと言われた方が実際にどのくらい受診につながったかというのは今後の分析になってくるかなと思いますので、また全部の健診が終わりまして、来年度こちらのほうの分析のほうは行っていきながら、来年度どういうふうな圧着はがきの送付をしていったらいいのか、二次審査の対策をどういうふうな取組をしていたらいいのかというふうなことについて、さらに検討を進めてまいりたいなと思っているところでございます。  以上です。 34: ◯委員長内野明浩君) ほかにありますか。飯田委員。 35: ◯委員(飯田浩昭君) 先ほど船久保委員のほうからジェネリックの件で、効果のある方については郵送でジェネリックに切り替えていかがですかというような案内を送っているということでしたけれども、そのはがき等を発送、御案内した後に、今のような電話での御案内というのは、重ねてやっていたりというのはしてありますか。逆に、それをしたほうが、そういえば来とったねということで見てくださったりとかという意識づけも上がるかとは思うんですけど、いかがでしょうか。 36: ◯委員長内野明浩君) 冨永国保医療課長。 37: ◯国保医療課長冨永普行君) 現在のところはですね、通知、いわゆる文書を出して、電話はしていない状況ですが、今後はですね、そういったことをして、結構対象者はいるんで、限られた人員の中でどういったやり方が一番効率的かはですね、できればちょっと先進事例とかも、今回、県下60団体全て点数が出ておりますので、できれば、そのジェネリック医薬品のところがですね、非常に点数が高いところについて、いろんな事例等も確認しながらですね、場合によってはそういった電話勧奨もですね、十分有力な手段とも考えられますので、今後ちょっと検討していきたいなと思っております。 38: ◯委員長内野明浩君) ほかにありませんか。米丸委員。 39: ◯委員(米丸貴浩君) いろんな今の質疑と答弁を聞いておりまして、春日市の保険者努力支援制度における評価ですね、制度における評価ですよ、を見ていくと、特定健診の受診率のところが、残念ながら0点。ところが、これは健康受診率をずっと上げてきましたよね、間違いなく。評価としては確かに0点ではあるけれども、不思議なことに春日市の医療費はそう高くはないという相矛盾するようなずっと数値が出てきてですね、これは何だろうというような。これは貴島課長からさっき答弁もあったように、まだまだはっきりこれですというのは分からないものの、結果としては、不思議なことに医療費の適正化にしっかりと進んでいるということは間違いないと。これは、今から多分、KDBシステム等の医療分析、データの分析からですね、いずれ何らかの形が分かってくるのかなという気がしております。  この支援制度はですね、あくまでたしかこれはインセンティブ改革と言いましたかね、経済財政運営の改革の基本方針の中にこれが出てきたかと思っております。いろんな重症化予防とか介護予防とか後発医薬品の使用で適切な受診行動をとっていきましょうねと。個人や保険者の取組を促すための目的であったので、ここの点数が高いから一概に春日市の今のこの状況を評価する、しないというところとは少し違うかなという気が私はしているんですね。  課長、これはそれで間違いないですかね。 40: ◯委員長内野明浩君) 冨永国保医療課長。 41: ◯国保医療課長冨永普行君) まさに米丸議員のおっしゃるとおりでですね、直近のデータではですね、春日市の国保のですね、1人当たり医療費については、県下60団体中の下から2番目なんですね。すごく優秀なところになっていると思います。あくまでもこの保険者努力支援制度はですね、いわゆるインセンティブ、動機づけですので、こういった得点に表してですね、保険者が頑張ることによって、最終的には医療費を削減することが目的ですので、これが基本的には目的でありませんが、一応こういった形でですね、分かりやすく、得点とか、あと順位とかが出ていますので、できればですね、少しでも改善をしていきたいなと思って、最終的にはもちろん医療費の削減にもですね、貢献できるのであればいいなと考えております。  そうですね、なので、先ほど0点と申し上げましたけども、全くですね、所管が努力してないというわけでは当然違いますので、健診の受診率もそうですけども、先ほどのジェネリック医薬品使用割合についても、ずっとここ何年かずうっと上がってきているんですね。当初のたしか30とか40%台からずっと上がってきてるんですけど、それは多分、全国とかほかの団体も一緒でですね、結果的にちょっと基準に僅かに届かなかったというところなんででですね、そこは何とか、もう少し工夫できるところがあれば、当然工夫してですね、少しでも努力していきたいなと考えております。  以上でございます。 42: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 43: ◯委員(米丸貴浩君) 課長、そのとおりですよね。今、後発医薬品の話が出たので、これもたしか、この頂いた資料では0点ですよ、確かに。でもですね、でもですねと言ったらいかんけど、これまでもっとたくさんの人にお知らせを送ったらどうかという議論もあったと思います。そのときの回答は、発送料、印刷料から含めて費用対効果を考えると、今の状況が一番いいんじゃないか、望ましいんじゃないかと。ただ、同じ人にばっかりこの通知が行くのではなくて、違う人にもちょっとこう目を向けてみましょうかねというお話があったので、私はそれで十分かなと思ってるんですね。また、成果が出てくればいいし、さっきの船久保委員の質疑の中にもありましたように、じゃあどのくらいこの効果が出ているのと。金額にしてですね。たしか1,000万単位の効果があったように私は記憶をしてたので、その面から考えるとですね、確かに制度上の点数はこうであるけれども、私は医療費という面からの効果としては十分なものがもらえていると思っているので、決してこの点数がこのままでいいというわけでありませんけれども、そっちのほうにやっぱり目を向けていくのが一つかなと思っておりました。  それから、共通指標の3にあります、私はここが一番重要かなと思っていた、糖尿病等の重症化予防。これは120点満点中120点。これはこれまで、所管の皆さん、部の皆さんの努力のたまものだろうと思っているし、これで、しかし、よろしいというわけではなく、やはり糖尿病の重症化は合併症が来ますからね。糖尿病は怖いもので、今何もなくてもじわっと来ますから。糖尿病性腎症や網膜症になると、なかなか大きなお金がかかっていくので、この取組をですね、これからまた進めていただきたいし、今、国保中央会がですね、たしか去年の12月ぐらいに、全国の先進地で、これは何度かお話をしています高齢者医療と介護予防の一体的な取組の中、当然国保もこれにかかわってきますので、その中にですね、全国の先進事例の報告がなされておりますので、また、先ほど先進地のいろんな取組をということをおっしゃってあったので、ここも一つのヒントになるかなと思ってますので、また見ていただければと思っております。  決してですね、執行部がやってあることが、即この点数に反映することではないということだけは私もそういうふうに思っておりますので、引き続きですね、先ほどの九大との連携とかということを含めながら、医療介護のデータ分析を進めながらですね、新しいまたいろんな取組を議員と一緒に考えていければなと思っております。課長、どうかよろしくお願いします。 44: ◯委員長内野明浩君) 金堂健康推進部長。 45: ◯健康推進部長金堂円一郎君) 本日の委員会での説明を受けて様々な御意見を賜りまして、本当にありがとうございます。そういったものも一つ一つですね、やはり市民の方の行動変容につながるようにと。先ほど米丸委員もおっしゃった九州大学との連携の観点からの分析、そういったところは、ある意味、餅は餅屋に頼んで、そのデータをいかに地域で使っていくのか。多分地域の特性も出てくると思います。やはり、先ほどから出ているとおり、県内では国保の医療は2番目に低いです。ただ受診率は低いです。そうなるとやはり地域的なもの、やはりこれだけの医療機関があるということはそれだけ安心されているというのが背景にあるのかなとは思いつつですね、各自治会の分析に基づくアプローチというのはやはり、それこそ行動変容につながる側面を持っていますので、本日、委員会で説明して御意見をいただいた部分も含めまして、前に進んでいきたいと思います。  繰り返しになりますけども、これは国保だけの話ではなくて、齢を重ねるごとに、後期になる方もいらっしゃるし、今度は介護予防の側面も来ますので、そういったものを一体として、部としては捉えて進んでいきたいと思いますので、今後もまた、いろいろな様々な御示唆いただければと思います。  すいません、ちょっと何か……。まとめるつもりはないんですが。 46: ◯委員長内野明浩君) じゃあ、質疑のほうはよろしいですね。原委員。 47: ◯委員(原 克巳君) すいません、最後に。ちょっと基本的なことで恐縮なんですけれども、このジェネリック医薬品ですね、これは、割合低い要因ですけれども、私らの病院に行って、診察を受けて、お医者さんに処方箋を書いてもらって、診察が終わって、それを薬局に持っていってお薬を頂くと。その過程の中で、受診者が「ジェネリックでお願いします」というような余地があまりないのかなというふうに感じているところなんです。  例えば、医師会とかですね、薬剤師会のほうとの調整とか、そういったこともされているんでしょうけれども、割合が低い。これを上げるためには、受診した方が自らジェネリックを使ってくださいというようなところも必要になってくるのかなというふうにちょっと個人的には思うんですけれども、その辺はどうなんですかね。医師会とか、お医者さんとか、薬剤師、薬局との調整というのはされてるんでしょうか。 48: ◯委員長内野明浩君) 冨永国保医療課長。 49: ◯国保医療課長冨永普行君) 春日市単独ではですね、現在そういった団体にお願いとかはですね、今言ってはいないんですが、県下全体のですね、たしかジェネリック医薬品促進の会議があるんですが、その中にそういった団体の方が入っていますので、皆さん、ジェネリック医薬品がですね、医療費の削減のつながるというのはよく分かってあると思うんですけれども、直接的にですね、春日市のほうでお願いに行ったということはありませんので、そういったことをちょっと含めてですね、今後、どういったことができるのか。仮に、逆にそれをしたらですね、より春日市の例えば、薬局さんとかでですね、もしかしたら変わるかもしれませんので、ちょっとそのときにですね、少し研究をしていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
     以上です。 50: ◯委員長内野明浩君) 百武健康づくり担当課長補佐。 51: ◯健康スポーツ課長補佐百武彩子君) すいません、先ほどの課長からの説明にちょっと追加させていただきたいと思います。  健康づくり担当といたしましては、やはり特定健診、それからがん検診の受診率向上、それと、あと重症化の保健指導ということと併せて、後発医薬品の利用の促進という観点において、春日市内の各医療機関のほうに契約を行うときに、全部御挨拶に回っております。そのときに、先生のほうにぜひ特定健診のこと、それから、医療収集事業のこと等も含めて、薬剤のことについても御協力をお願いしたいというようなことで、全部御挨拶回りをしながらですね、医療連携という形で進めていっているところになります。  併せて、やはりいろんな機会をもとに、薬剤師会のほうともですね、これについての課題共有をしているところになりますので、併せて重複多剤投与者についての取組という中で、薬剤師会との連携というのはかなり強化しているところになりますので、そこの中で、残薬ですね、残っているお薬がないかどうかの調整だったりとか、そういうふうなところについての御協力とかも常に情報共有しながらですね、先生方と一緒にちょっと地域の中で医療体制をどう進めていくかというふうなところで御協力をいただいているところになっております。  以上になります。 52: ◯委員長内野明浩君) 原委員。 53: ◯委員(原 克巳君) ありがとうございます。なかなか、患者側としては、自発的にジェネリックを使ってくださいということは、なかなかですね、言えるところではないと思うので、そういったお医者さんとの連携ですね、その辺をまた進めていただきたいなというふうに思いました。ありがとうございます。 54: ◯委員長内野明浩君) いいですか。それでは、最後、米丸委員。 55: ◯委員(米丸貴浩君) 今、原委員の質疑とそれから答弁を聞いてて、かなり春日市はですね、お医者さん、それから、いわゆる医師会ですね、それから薬剤師会の話が今出ましたけれども、他市の状況は私は分かりませんけれども、かなり一緒になって連携をとって、そして個別に担当の、それこそ補佐以下、皆さんが各病院を回って、個別の病院を回って、いろんなお願いをされているというのは、私はあるところから聞き及んでおりますけれども。もう一つは、原委員も言われましたけれども、今度は保険者が、医師会側とは別にですね、私たち市民の側がですね、被保険者の側が、後発医薬品のもっとアピールをしていいんだよと、先生、これはジェネリックないんですかということを頻繁に聞いていって、そしてなければしようがないということをやっぱり進めていくのがもう一つかなというふうにちょっと今思っているんですけども。そのところは何か市でできることってないんですかね。よく、テレビコマーシャルとかで一時期やっていましたけれどね、どうなんですかね。 56: ◯委員長内野明浩君) 冨永国保医療課長。 57: ◯国保医療課長冨永普行君) 広報ですね、市報とかですね、そういったところでアピールはしているんですが、なかなかですね、浸透はできてないのかなというところで、どうしても私らが考えるにはですね、なかなかそれを言い出すのは、若干勇気がいるというかですね。お医者さんとか薬剤師さんから聞かれたらですね、何となく答えやすいんですけど、なかなか御本人から直接言うところまではですね、まだ意識的には浸透はしてないと思いますので、その辺りはですね、地道にやはり広報等を通じて、何とかですね、そういったことがを言ってもあんまり気がねないような形のですね、いわゆる雰囲気づくりじゃないんですけど、そういった形にしていきたいなと思っております。  以上でございます。 58: ◯委員長内野明浩君) よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 59: ◯委員長内野明浩君) それでは、調査事件のほうはこれで終わらせていただきたいと思います。  それでは、金堂健康推進部長。 60: ◯健康推進部長金堂円一郎君) それでは、ちょっと全体的にその他でちょっと幾つか御紹介をさせていただきたいことがあります。  まず、令和3年の3月議会にですね、上程いたします、ちょっと資料は用意してないんですが、健康推進部は国保税の税条例と介護保険の条例の2本の条例案がございます。  国保税は、新型インフルエンザ等の特別対策措置法の一部改正に伴っての用語、所要の整備です。介護保険のほうは、令和3年度から5年度までの保険料の制定と、あと介護保険法の施行令の一部改正に伴うものを含んだところでの改正を予定しております。あと補正予算は全特会、一般会計から全部ございます。今年度、令和2年度までは、介護認定審査会の事務局の予算がありましたけども、当初予算からその部分だけはなくなります。筑紫野市のほうに行きましたので、一般会計と通常の国保、介護、後期というふうな説明になります。それぞれの課長のほうから補足等を説明いたさせます。 61: ◯委員長内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 62: ◯健康スポーツ課長貴島宏一君) では、その他ということで、健康スポーツ課のほうから何点か御報告させていただきます。まず、今部長が触れました3月補正の内容ですけれども、健康スポーツ課については、執行残の減額が主なものになります。  一つだけですね、温水プールの大規模改修工事については、昨年度に引き続き国庫補助事業としての採択の内示を受けましたので、天井耐震化工事ですね、いわゆるつり天井の改修に係る令和3年度に予定していた工事の部分を令和2年度の前倒しということで今回の3月補正に計上させていただき、併せて、工期が取れませんので繰越しという手続を取らせていただきたいと考えております。  続いて、今日、資料を健康スポーツ課のほうからお配りしております。A3判が一番上の3枚ついてる分ですね。こちらは毎回委員会のほうでお配りしております総合スポーツセンター等の利用状況になります。すみません、ちょっと今回は3か月分まとめての御報告になります。後ほど御確認いただければと思います。  このとじている資料の一番後ろにですね、チラシを一つ添付しております。以前委員会のほうでも御案内させていただいたかと思いますけれども、明日ですね、春日市スポーツフェスタ東京2020オリンピック聖火がやってくるということで、総合スポーツセンターサブアリーナのほうで、オリンピック聖火の展示を行います。  通常想像するようなトーチについた状態ではなくてランタンに入った状態なんですけれども、こちらを展示させていただきます。  内容としましては、その成果の展示以外にトーチレプリカの展示、前回東京オリンピック聖火リレーの写真展示などを予定しております。チラシに書いてあるとおり、スポーツ体験コーナーというのを予定していたんですけれども、今回の緊急事態宣言の延長を受けまして、聖火展示のみのイベントに変更しております。  感染症対策のため、御来賓の御案内とかは今回ちょっと見送らせていただいております。  参加者につきましては、事前申込制で200組限定とさせていただいております。こちらの方については、もう御案内のおはがきをお送りしておるところで、来場時間を30分間隔で御案内しております。  事前申込みにつきましては、563人の方のお申込みを受けておりまして、まだ少し余裕がありますので、当日は100組を先着で受け付ける予定でございます。もしも時間等ございましたら、午後2時からの開始になりますので、足をお運びいただければと思います。  続けて、健康スポーツ課からよろしいですかね。  それと、もう1枚別の紙でですね、新型コロナウイルス感染症の状況についてということで、月別、年代別、性別の一覧表というのを作成しております。昨日までの県の発表に基づいた表になっております。  昨日の時点で春日市内で感染された方が358名ということになっております。全体として一番多いところが20代の84人となっております。月別のところを見ていただきますと、第一波、第二波、第三波の動きがよく分かられるかと思います。特に、1月は172名ということで、全国的にもかなりの感染者数が報告されていたところですが、春日市でも例外なく、こういった数字の動きになっております。  資料は用意しておりませんけれども、新型コロナウイルスワクチンの接種事業について、現時点でお話しできることはなかなか少ないんですけれども、ちょっと御紹介させていただきたいと思います。  現時点ではファイザー性のワクチンが一番最初に流通が始まるということで、なかなかこのファイザー製のワクチンは小分けが難しいワクチンになっておりますので、春日市では集団接種を中心に行っていくことで準備を進めております。会場としては総合スポーツセンターのサブアリーナ、それといきいきプラザの多目的ホール、この2か所を予定しております。  接種のスケジュールは、まず、医療従事者が3月の中旬からスタートする予定です。65歳以上の高齢者の方が4月以降の接種開始になります。  進捗状況、準備状況につきましては、コールセンターですね、相談や受付などに従事してもらうコールセンター及び会場設営及び運営、データ入力などを包括的に委託する予定で準備をしております。事業者からの提案を受け、近日中に決定する予定です。  また、来週にはですね、ディープフリーザーが1台、いきいきプラザに配送される見込みとなっております。また、詳細が決まりましたらですね、逐次、御報告差し上げたいと思います。  健康スポーツ課からは以上です。 63: ◯委員長内野明浩君) ただいまの報告について質問あれば。いいですか。米丸委員。 64: ◯委員(米丸貴浩君) 医師会のほうからどのくらいのお医者さん、看護師さんがというのは、まだ何も。 65: ◯委員長内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 66: ◯健康スポーツ課長貴島宏一君) まだ詳細については数字は出していただいておりませんけれども、先日、5市と医師会との協議の中では、医師会の想定としては、1市につき1から2会場、それぞれで5レーンの接種の流れをつくることで今想定されているので、その想定でいきますと、10名のお医者さんの確保は想定されているのかなと思っておりますが、これもまだ個々の医療機関の御事情とかもございますので、確定した数字ではないです。 67: ◯委員長内野明浩君) それでは次をお願いします。冨永国保医療課長。 68: ◯国保医療課長冨永普行君) それではですね、国保医療課のほうからの御報告でございます。  まず、3月議会の補正予算につきましては、執行残以外のものについてちょっと御説明をいたします。まず、一般会計ですけれども、歳入では養育医療費の国庫負担金と県負担金、重度障害者医療費、こども医療費、ひとり親家庭等医療費の県補助金をそれぞれ変更交付申請額に合わせて減額補正いたします。また、国保と後期の保険基盤安定負担金について、交付額の確定に伴い国庫負担金や県負担金を増額補正いたします。  それから、歳出では、国保特会、後期特会の補正に伴い、それぞれの特会の繰出金を増額補正いたします。  国保特会につきましては、国民健康保険税について新型コロナウイルス感染症に係る減免分を減額補正いたします。  あと県の特別交付金について交付決定額に併せて減額補正をいたします。  また、一般会計繰入金について、保険基盤安定繰入金の増等に伴い増額補正いたします。また、特別交付金等が減額となりましたので、基金から繰り入れて調整をいたします。  最後に後期特会の主なものですが、直近の保険料額に基づいて歳入を増額補正し、併せて広域連合納付金を増額補正いたします。  補正予算については以上でございます。  続きまして、令和3年度当初予算ですけども、まず、一般会計でございますが、現在準備を進めております継続事業、中学生の通院費に係るこども医療費の助成拡大について、令和3年4月診療分から助成を開始いたします。  国保特会については新規事業等はございません。  後期特会につきましては、新規事業として高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施事業を行います。その他は新規事業等はございません。  当初予算については以上でございます。  それから、条例の一部改正議案がございます。春日市の国民健康保険条例につきまして、法令等の一部改正に伴い所要の規定の整備を図るものでございます。内容の実績の変更はありません。  それからですね、例年2月の市民厚生委員会において、国民健康保険税の課税限度額の見直しや低所得者に係る軽減判定所得の見直しについて、3月末の政令改正に併せて専決処分をする予定ですという御説明をしておりましたが、令和3年度につきましては当該見直しは行われず、課税限度額と軽減判定所得基準額が据え置かれることとなっていますので、現時点で専決処分の予定はありませんので、御報告をいたします。  最後に、今お手元にお配りしておりますけれども、福岡県の国民健康保険運営方針ですね、これが令和3年1月にですね、中間見直しがされておりますので、お手元にお配りしておりますので、御覧ください。  以上でございます。 69: ◯委員長内野明浩君) 次をお願いします。武末高齢課課長。 70: ◯高齢課長(武末竜久君) 高齢課のほうから、3月議会についての報告をさせていただきます。一つ目が、条例議案ですね、春日市介護保険条例の一部改正です。  現在策定中の第8期介護保険事業計画に基づき、第1号被保険者の保険料を改定するとともに、法令改正等に伴い所定の規定の整備を図るものでございます。事業計画につきましては、事業計画概要版と計画本体の案を2月8日から22日までパブリックコメントにかけているところです。本日資料でお配りしておりますのが、パブリックコメントにかけてある概要版の案でございます。3月議会ではこの案を用いて御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  2点目が、新年度当初予算における新規事業の概要についてです。一般会計におきましては、成年後見制度の利用促進を図るため、高齢者の権利擁護について、制度の啓発や、包括的な相談体制の整備などの機能を担うための中核機関を設置いたします。また、地域密着型施設等整備事業につきましては、継続事業として、地域密着型特別養護老人ホーム整備に伴うソフト分の補助金、新規事業としましては、看取り環境整備促進事業補助金を歳入歳出ともに計上いたします。  介護保険事業特別会計につきましては、今後の高齢課の進展に対応し、高齢者の相談体制整備の充実を図るため、春日市3か所目となる春日市東地域包括支援センターの開設を上げております。  3点目、補正予算についてです。補正予算の一般会計では、歳入では各事業の執行状況により、減額補正をいたします。  歳出としては、高齢者施設等の従事者に対し再度特別支援金の給付を行います。その他につきましては、残額及び執行見込み残額の減額が中心となっております。  介護保険事業特別会計の補正予算につきましては、歳出は介護給付費地域支援事業費、介護認定審査会費などの執行見込み残額並びに執行残額の減額を行います。  歳入は、事業費の減額などに伴う国、県、交付金などの特定財源の減額などとなっております。  筑紫地区介護認定審査会事業特別会計につきましては、歳出は審査会事務局職員の実績に基づく人件費の増額と、審査会委員の人件費の執行残による減額を行います。歳入はそれに伴う5市による共同設置負担金収入の減が主な内容となっております。  高齢課からは以上です。 71: ◯委員長内野明浩君) 以上ですね、報告は。それでは、健康推進部の主管事務調査及び報告を終了いたします。  すいません、じゃあ、金堂健康推進部長。 72: ◯健康推進部長金堂円一郎君) 以上で健康推進部の説明を終わります。ありがとうございました。 73: ◯委員長内野明浩君) ありがとうございました。  それでは、ここで10分まで休憩を取らせていただきます。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時03分                 再開 午前11時10分                ──── ─ ──── ─ ──── 74: ◯委員長内野明浩君) 再開いたします。  それでは、福祉支援部の報告事項に移ります。高瀬部長、お願いいたします。 75: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 皆さん、こんにちは。福祉支援部でございます。  今回のですね、閉会中の調査事件等に入る前にですね、前回1月のときの閉会中の調査事件のときに、放課後児童クラブの管理運営の組織体制についての表等があればということで、資料請求を言われた件がございます。皆さんのお手元にですね、カラー刷りのA4の縦、管理運営体制の表をつけております。上のほうはですね、体系図ということでございます。図の右側のほうの四角囲みが各クラブ舎の状況で、左側の赤い四角囲みがテノ.ホールディングス、テノ.サポートの表になっております。確認をしていただければと思っております。また、下のほうのですね、文字であれしているところが各部署における事務分掌となっておりますので、この部においては、ここに書かれておられます事務分掌に対しての責任を所掌するということになっております。  ちょっと補足としてですね、追加説明を担当課長のほうからさせます。 76: ◯委員長内野明浩君) 久保山こども未来課長。 77: ◯こども未来課長(久保山竜治君) こちらのほうは資料のほうで一部補足がございます。  表の体系図のほうですね、真ん中ほどに事務局ということで赤く塗りつぶしてある四角囲みがあると思いますが、こちらが、事務局を置かれているのは、自治体を幾つか放課後児童クラブの運営を受けてあるんですけれども、事務局を置いているのは春日市だけですので、事務局のほうを入れております関係上ですね、表の説明の一番下の自治体御担当者様からの御連絡窓口の優先順位がございますが、これが1、2、3とありますが、春日市の場合は1が事務局というところになります。そこを補足で御説明させていただきたいと思っております。  以上です。 78: ◯委員長内野明浩君) 質問に関しては、その他のところでまた最後にやりましょうかね。このまま続けてやりましょうか。どうします、皆さん。いいですか。では、最後にやります。  それでは、報告事項をお願いいたします。高瀬部長。 79: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) ただいまから報告事項3点について説明いたしますけれども、1点については休園に関する事案です。それと2点目、3点目についてはですね、新年度に関する新たな事業、新年度からの新たな事業または廃止する事業についての概略を各担当課長が説明することになります。  では、1点目の新型コロナウイルスに関する休園等について、こども未来課長が説明いたします。 80: ◯委員長内野明浩君) 久保山こども未来課長。 81: ◯こども未来課長(久保山竜治君) それでは、市内の認可保育園の休園等の状況でございます。昇町保育所について、2月2日から休園をしておりましたが、2月6日までで休園のほうを終えております。なお、6日の日はですね、保健所のほうの積極的な疫学調査のほうは終了しまして、6日は臨時保育ということで、休園中にどうしてもお仕事を休めない方の御希望を募りまして、2月6日土曜日は臨時保育をしております。このときは7名のお子さんをお預かりしております。  最終的に、昇町保育所で検査対象者とされましたのが74人、陽性者はですね、当初発生しました児童の1人のみということで、それ以外は全て陰性ということでございました。  濃厚接触者は6名とされましたが、6名の状況は保育士3人と児童の3人ということですが、こちらは保健所の行動制限が終わった後は登園していいということですので、随時登園をされてくる予定でございます。2月8日からは開園をしております。  次に、あいあい保育園でございます。あいあい保育園が、1月28日から2月の13日まで臨時休園をさせていただいております。現在ですね、2月10日におきまして、保健所のほうの積極的な疫学調査を終えました。検査対象者は146人、その中で、当初の発症は保育士だったんですけれども、保育士を含めて8人が陽性となっております。保育士が4人、児童が4人です。濃厚接触者は18人とされました。その中で146人が検査対象で、138人は陰性であったということで、濃厚接触者はもちろん行動制限が課されておりますが、2月の12日、今日からですね、今日、明日と休園期間ではありますが臨時保育ということで、特別保育を実施しております。今日は利用者が12名ということで、明日は7名を予定しているという報告を受けております。  2月の15日からは開園をする予定でございます。  報告は以上です。
    82: ◯委員長内野明浩君) ただいまの報告に対しまして質問があればお願いいたします。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 83: ◯委員長内野明浩君) ないようですね。それでは、次をお願いいたします。  牧之瀬福祉支援課長。 84: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) (2)のタイムケア事業、医療的ケアと在宅レスパイト事業についてでございます。  タイムケア事業については、今年度3月31日で廃止いたします。内容について報告いたします。  障がい児等タイムケア事業は、夏休み、冬休みなどの長期休暇中の障がい児などの日中の活動の場所として、また家族の一時的な休息を確保することなどを目的に、社会福祉協議会へ委託し実施してきた事業です。  事業開始は、平成23年7月で、当時、障がい児を学校の長期休暇中に預かる事業所が不足しており、保護者の就業支援や一時的な休息──レスパイトなどを目的に開始いたしました。現在は、放課後等デイサービス事業所が増えてきたということとともに、タイムケア事業の利用者数も減少してきております。  開始当初の平成23年は40人で、平成25年度までは毎年増加しておりましたが、放課後等デイサービス事業所が急速に増えた平成26年以降は利用者数が年々減り、今年度、令和2年度は16人となっております。利用者数の減と放課後等デイサービスへの移行の状況から、タイムケア事業としては一定の役割を終えたものと捉え、事業を終了するものです。  なお、現在タイムケア事業を登録している方への事業終了の案内については、早い時期に保護者様宛に通知しており、御理解をいただいております。また、ほとんどの利用者の方が、放課後等デイサービスのほうにも登録されていることから、事業終了後の利用者の方々の行き場も確認しております。  以上により、今年度3月末をもって事業を終了することを報告させていただきます。  新年度からは新たな事業として、医療的ケア児等在宅レスパイト事業を開始予定としております。内容は、医療的ケア、人工呼吸器等を装着している方の介護を担う家族の負担の軽減を図ることを目的としたもので、令和3年の1月定例市議会に上程させていただく予定です。  今回この事業を利用し、介護を行っている方、御家族自身が病院に行ったり休息の時間を取ったり、またほかの兄弟児の授業参観等に出席するために利用するなど、家族への支援としての事業を開始予定としております。  以上になります。 85: ◯委員長内野明浩君) ただいまの報告に関しまして質問があれば。  米丸委員。 86: ◯委員(米丸貴浩君) 医療的ケア児等在宅レスパイトのほうなんですけれども、これはケア児者ではない、「等」は者の意味ではないということでよろしいですか。 87: ◯委員長内野明浩君) 牧之瀬課長。 88: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) ケア児等というのは、18歳以上の「者」の方も含まれて対象としております。 89: ◯委員長内野明浩君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 90: ◯委員長内野明浩君) それでは次をお願いいたします。  久原子育て支援課長。 91: ◯子育て支援課長(久原徳子君) (3)子ども発達支援室、産後ケア・産婦健康診査事業について。子育て支援課の3年度の新規事業になります。  まず、子ども発達支援室については、11月の閉会中の市民厚生委員会で御説明しましたが、現在子育て支援課、福祉支援課、学校教育課が所掌する児童の発達支援に関する事務を統合・拡充し、発達に困り感のある児童とその保護者に対する切れ目のない支援を強化していきます。  次に産後ケア事業ですが、出産後、育児や体調の不安や孤立感等がある産婦を対象とした、産科や助産院での通所、宿泊による育児支援事業です。  次に、産婦健康診査事業です。現在は、妊娠中の妊婦健康診査14回分については助成をしていますが、来年度からは、産後うつの予防や、新生児への虐待予防等を図るため、産後2週間及び産後1か月に受診する健康診査に係る費用を助成します。健診の結果で「フォローが必要」には、早期に保健師等が連絡をとり、必要な支援を行っていきます。  以上です。 92: ◯委員長内野明浩君) それでは、ただいまの報告に関しまして質問があれば、お願いいたします。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 93: ◯委員長内野明浩君) ないようでございます。それでは、高瀬部長。 94: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) では、その他のほうに入っていいですか。 95: ◯委員長内野明浩君) お願いいたします。 96: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) その他の項目としてですね、3月補正予算の概要について、私のほうから説明したいと思います。  福祉支援部のほうはですね、今度の3月補正予算で、年度末を見据えてですね、執行残または、執行見込み残の整理のための補正というのが大きな要因になります。  歳出のほうを見ますとですね、増額としては約6,000万ほど、減額としては4億3,700万ほどございます。増の6,000万の内訳としては、障害児通所給付費として4,700万ほど、それと自立支援給付、自立支援医療費として889万ほどのですね、歳出増が見込まれます。  歳出減につきましては、主なものは、生活扶助費、これが1億7,700万の減額、それと児童手当費4,053万の減額、それと児童扶養手当費の3,130万ほどの減額。いわゆる扶助費のですね、減額が中心となります。こういったことから、歳入についてもですね、歳出の見込み、また執行残に伴って減額等が基本的な福祉支援部の補正の上程内容になります。  ただ、歳入のほうではですね、それ以外の歳入増といたしましては、生活保護に関する返還金が約500万ほど増額しますので、そういったところの説明を今度の3月補正のときにもしていきたいと思っております。  説明は以上でございます。 97: ◯委員長内野明浩君) ありがとうございます。以上でいいですかね。  それでは最初に、春日市放課後児童クラブ組織体系図の資料をお配りしましたが、この資料について御質問があれば、お受けしたいと思います。  北田委員。 98: ◯委員(北田 織君) テノ.サポートの管理人体制の組織図、これは私のほうがお願いをしたわけですけど、なぜお願いをしたかということは、陳情がテノ.サポートのほうから出ました。御存じのとおり、それはある議員さんの調査活動に対する、何て言ったらいいですかね、在り方というか、そういったものについての陳情だったんですけど、そこに書かれてる様々なことについて事実がはっきりしないというか、はっきりしないというよりもそういった事実はなかったという結論に達しているかと思うんですけど、その中で、そのときに出席されて説明をしていただいた方が、保育所運営部の田中さんという部長さんですかね、それと営業企画部の井上さんという方だったかと思うんですけど、なぜお二人なのかなというのが私の疑問でした。  というのは、先ほど課長からもお話があったように、事務局が春日市のみ、これは須玖にあるところの事務局、お二人いらっしゃるんではないのかなと思うんですけど、このお二人の方が、本来であるならば、春日市で起こってある事案であるとか様々なものは全て把握をされてて、その方が参考人として来られるのであれば実際にどういうことなのかということを含めてですね、御説明をいただけてたんじゃないかなと思うんですが、こちらから説明してもほとんど、証拠と言いますか、確たるものが示されなかったことに対する私自身のすごい不信というか、そういうものがあるわけですけど。  そこでですね、私が欲しいのは要するに、どこにどういう責任があるのかということが知りたいわけですよね。そこで、この事務局にどういった役割と責任があるのかというのが1点と、それから春日のリーダー、役割としては取りまとめというか、連絡調整と書いてあるんですけれども、このリーダーの方は責任としてどういったものを負っておられるのか、分かれば教えていただけますか。 99: ◯委員長内野明浩君) 久保山こども未来課長。 100: ◯こども未来課長(久保山竜治君) まず、事務局なんですけれども、こちらはですね、いわゆる各単位クラブと、それから本社との連絡調整が主なものになると思います。  責任というのはテノ.サポートで負ってありますので、その範疇、責任の度合いというのはですね、ちょっとこちらでは把握してないと言うとあれなんですけれども、うちとしては、事務局であろうと、運営部とかいろいろありますけれども、やはりテノ.サポートの会社としての対応だと考えておりますので、どちらがどう対応するということであっても、指定管理者であるテノ.サポートが対応しているとしか、うちは捉えておりません。  それから、リーダーさんについては、ここにも記載がありますとおり、「取りまとめ・連絡」としておりますので、各単位クラブもですね、職員さんが何名もいらっしゃいますので、そこの取りまとめ、それから事務局との連絡調整というのが主な業務と理解しております。  以上です。 101: ◯委員長内野明浩君) 北田委員。 102: ◯委員(北田 織君) 組織というのは当然役割がありますけれども、ここで言えばリーダーさんの役割、また、事務局の役割。役割というのは責任を伴うことだと僕は理解をしているんですけれども、そういった部分では、この範疇までは責任をもって自分で決裁ができる、そういったものってあるんじゃないかと思うんですけど、そこら辺はないんですかね。 103: ◯委員長内野明浩君) 久保山こども未来課長。 104: ◯こども未来課長(久保山竜治君) これは包括的業務委託ですので、社内で当然責任の範疇はあろうかと思いますけれども、それを市のほうで把握する、また把握するべきものでもないと考えております。  以上です。 105: ◯委員長内野明浩君) 北田委員。 106: ◯委員(北田 織君) そこまで行政のほうが把握する必要はなくて、あくまでもこれは委託なので、様々な事案があったときは、テノと直接で協定書を交わされたものに基づいて協議をするということですね。それは分かるんですけど、私が申し上げた事務局とリーダーに、責任を取りなさいということではなくて、どういった責任があるかということくらいは、把握されてたほうがいいのではないでしょうかね。  というのは、せんだっての陳情に関して参考人でお見えになられた方が、課長のお話であれば、当然テノの問題だからどこから来てもいいじゃないかというようなことになるのかも分からないけど、あそこに書かれているものをきちっと把握する、事実を確認するとしたらやはり、現場の方とか春日を事務局としてきちっと把握されてる方たちがどちらか一人くらいは来られないと、本当のことと言うのは、どう言ったらいいのかな、こちらから聞くにしても、具体的なものが出てこなかった、そういうふうになってしまうんじゃないかなと思うんです。そういう、執行部としてもというか、事務局、リーダーのどういう責任を負っておられるかどうか、そういったものは把握しないでいいと考えておられるんですかね。 107: ◯委員長内野明浩君) 久保山課長。 108: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 把握しないでいいと言うとちょっと語弊があるかと思いますが、基本的に当時、陳情等に対して出られてるというのは私が知る由もないんですけれども、やはり会社として出てあると思いますので、実際、誰にどう責任があるので問題があるとか、そういったところはこちらも言える範囲ではありませんので、業務を委託している事業についてテノ.サポートとして責任を負ってもらえば、それで十分かと思っております。  以上です。 109: ◯委員(北田 織君) 分かりました。あとは、こちらで調査します。 110: ◯委員長内野明浩君) それでは、米丸委員。 111: ◯委員(米丸貴浩君) 課長、1月にいただいた連絡体制図と、今いただいたのをこうして見てるとですね、ちょっと分からないところが1点あるのは、1月にいただいた連絡体制図によるとですね、太い矢印で事務局とこども未来課、それから、こども未来課とテノ.サポートの運営部が矢印で結んであるんですね。ここが大きいですよという意味だろうと思うんです、太い矢印だから。でも、今のお話からすると、こども未来課と事務局は大きい線で結んである、線はつながっているんだけども、本社との連絡を受けて、それを次の各クラブに渡すだけが事務局のように聞こえたんだけど、そうではないですか。どうなんですか。事務局というのは、ただ単なる間に入って指示を伝える、それからクラブから上がってきた事象をこども未来課にお伝えするだけの役割と捉えてよろしいんですか。 112: ◯委員長内野明浩君) 久保山こども未来課長。 113: ◯こども未来課長(久保山竜治君) もちろん、情報を本社との間で連絡、伝達するという役割はあると思いますが、各単位クラブからの相談とかですね、そういったことにも応じていると思います。  それから、現在2日に1回と聞いておりますが、各クラブを回ってですね、状況を確認したり、要望等を聞いたり、そういった役割もあろうかと思いますので。もちろん1月にお渡ししたのは連絡体系図ですので、そこは連絡経路ということでお示ししておりますので。その中には事務局が閉まっている間にですね、緊急の連絡とかもありますので、その間は当然、本社の運営部と連絡を取ることもございますが、伝達だけの役割ではないと理解しております。 114: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 115: ◯委員(米丸貴浩君) ますます分からなくなったんだけど、伝達だけではないということは、各クラブから上がってきた事象で事務局で判断できるものは、そこで判断をして「こうしなさい」ということがあるという理解でよろしいんですか。 116: ◯委員長内野明浩君) 久保山こども未来課長。 117: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 当然会社の方針等で決まっていることとかあれば事務局で判断をしていると思いますし、それから放課後児童クラブの業務について、利用の決定とか中止というのは市のほうで行います。ただ、保護者からの窓口としてはですね、各クラブでもちろん出せるんですけど、事務局のほうでもお受けしておりますので、そういった業務ももちろんございますし、保護者からの相談等もあると思いますので、そういったところも応じていると思います。 118: ◯委員長内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 119: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) ちょっと補足しますと、この事務局というのは、冒頭に久保山課長が説明しましたが、春日市だけこれを設置しているんですね。これは、春日市がこれを設置しなさいという要件ではなくて、テノ.サポートのほうがですね、任意に設置することで、よりきめ細やかな対応ができるということで設置しております。  イメージ的に言うとですね、保育所運営部がございますよね。ほかの市では保育所の運営部が中心になっておりますので、春日市の場合はそれの出張所的な意味合いだとイメージされると分かりやすいのかなと思っております。なぜかと言うと、もちろん春日市は児童クラブ数も多いですので、機動力を発揮しないといけないということと、各園からいろんな情報がランダムに上がってきますから、それを集約していくと。そして、整理して運営部のほうに伝えるまたは、市のほうにも伝えるという、そういった役目をもっているというふうに感じているところでございます。  以上です。 120: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 121: ◯委員(米丸貴浩君) 今の部長の説明からすればですね、事務局も何らかの決裁権限というか、判断する権限はあるという意味でよろしいですね。 122: ◯委員長内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 123: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) やはりそこに事務局がある以上はですね、フィルターがかかっていると思います。フィルターというのは、この情報は必ず市のほうに上げなくちゃいけないし、この情報は必ず本社のほうにも上げなくちゃいけないと。ただ、保護者からいろんなクレームとか御要望とかが来る場合もございます。それは単なる確認だけの連絡というのもございますから、そういったものは、事務局の判断においてですね、これは市のほうには届けないとか、これは本社まで必ず届けなければいけないとか、そういったものがあると思います。  だから、事務局に上がっているものを100%全て上げるというわけではなくて、何らかのフィルターがかかっていると思っております。ただし、そのフィルターのかけ方はですね、やはり事務局が保育所運営部と連携しておりますので、そこら辺はちゃんと指導指示を受けているというふうに感じているところです。 124: ◯委員長内野明浩君) よろしいですか。  北田委員。 125: ◯委員(北田 織君) 1個だけ確認ですけれども、子どもを触るというか、そういった事案が発生したことによって、被害を受けられた保護者の方から第三者委員会設置による調査依頼とかいうこと等がなされましたけれども、市としては、テノ.サポートのどの部署と話をされて、現場の情報というか、そういったものを得られたんですかね。どの部署の方たちとお話をされたのか、それだけ教えていただけますか。それだけというか、それを教えてください。 126: ◯委員長内野明浩君) 久保山未来課長。 127: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 具体的にはですね、事務局が基本的には主です。当然、内容によっては運営部の方も同席していただいてお話をしています。  以上です。 128: ◯委員長内野明浩君) よろしいですか。質問ありますか。  北田委員。 129: ◯委員(北田 織君) 事務局と話をされたというのは、現場のことを一番よく把握しているから事務局を選ばれたんですかね。 130: ◯委員長内野明浩君) 久保山こども未来課長。 131: ◯こども未来課長(久保山竜治君) すみません、選んだというのはどういう意味でしょうか。 132: ◯委員(北田 織君) どこと話をするかと言ったときに、今、事務局と保育所運営部というふうに言われましたけれども、事務局を……。情報として先ほど私がいろいろ聞いているのは責任という部分で、そのためにお聞きしてるわけですけど、事務局と話をされた目的というか、選ぶというよりも、どういう意味合いがあって事務局と話をされたかという。 133: ◯委員長内野明浩君) 久保山こども未来課長。 134: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 基本的にはですね、事務局が市との窓口になります。当然、事務局内と運営部と組織内でやはり責任の所在であったり判断であったりがあろうかと思いますので、事務局の方が、内容によっては運営部も呼んでうちとお話をしてるということになります。市の窓口としては、あくまで事務局になります。 135: ◯委員長内野明浩君) 北田委員。 136: ◯委員(北田 織君) それに、お聞きすると、参考人としてなぜ事務局は来なかったのかという、私はますます不思議に思うんですが。これはここで話をしても仕方のないことですけど、そのことだけはますます不思議に思いましたので、申し上げておきたいと思います。 137: ◯委員長内野明浩君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 138: ◯委員長内野明浩君) それではないようですのでお願いいたします。  高瀬福祉支援部長。
    139: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 以上で、福祉支援部の説明等は終わります。 140: ◯委員長内野明浩君) これで福祉支援部の報告を終わります。  それでは、暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時41分                 再開 午前11時43分                ──── ─ ──── ─ ──── 141: ◯委員長内野明浩君) 再開いたします。  市民部の調査事件でございます。  なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答で簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、お願いいたします。渡辺市民部長。 142: ◯市民部長(渡辺厚子君) 市民部でございます。よろしくお願いいたします。  本日の市民厚生委員会におきましては調査事件1件となっております。それでは、調査事件、生活困窮者の実態と支援状況について、岩隈人権男女共同参画課長より説明をさせていただきます。 143: ◯委員長内野明浩君) 岩隈人権男女参画課長。 144: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) よろしくお願いいたします。まず、配付しております資料の確認で、ホチキス留めしているかと思いますが、A3の紙で生活困窮者自立支援の状況についてというもの、あとA4縦書きで、生活困窮者自立支援法住居確保給付金の支給対象拡大などというものと、色紙で春日市住居確保給付金の御案内、あと1点が小さなカードですね、「相談してください」という、くらしサポート「よりそい」の電話番号の載ったカードをお配りしていると思いますが、お手元に届いておりますでしょうか。  では、始めさせていただきます。  まず、生活困窮者自立支援制度ですけれども、生活保護に至る前の段階の自立支援策の強化を図るため、平成27年4月1日に法律が施行されまして、法に基づく自立に向けた支援を行うことで、課題がより複雑化、深刻化する前に自立促進を図るものでございます。ですから本制度は第2のセーフティーネットとして位置づけられ、生活困窮者の自立と尊厳の確保及び生活困窮者支援を通じた地域づくりを制度の目標に置いているものでございます。  では、A3判、「生活困窮者自立支援の状況について」を使い御説明いたします。  人権男女共同参画課では、生活困窮者自立支援法に基づき必須事業とされる自立相談支援事業と住居確保金の支給、任意事業である家計相談支援事業の3事業により生活困窮者の自立支援を行っているところでございます。まず資料の左側、自立相談支援事業家計改善支援については、2)の事業イメージの図で簡単に御説明いたします。  生活困窮者にある方から自立相談支援機関であるくらしサポート「よりそい」に来所や電話で相談を新たに受けた場合、相談員が対応し、趣旨をくみ取った上で必要な情報提供、市役所関係課やハローワークなどの関係機関との連絡調整、自立支援のためのプランづくりを行うこととなります。  プランの策定に当たっては、市職員と社協相談員による支援調整会議で検討を月1回実施しております。併せて本人の状況に応じた支援として、居住確保支援、家計再建支援、子ども支援、その他支援を組み合わせて包括的な支援を行っているものでございます。  次に、3、事業実績を御覧ください。令和元年度の新規相談件数が159件、プラン策定前支援終了が合計101件、支援決定が59件、そのうち家計改善支援が51件という状況でございました。しかし、令和2年度に入りますと、新規相談が急増し表記のとおりであり、昨年12月末までで530件の相談を受けております。「よりそい」では、担当者を社会福祉協議会内で兼務したり連絡用携帯電話を導入するなど、生活に困った市民からの対応に努力していただきました。  プラン策定前の支援終了のうち、その他の内容でございますけれども、これは社会福祉協議会が実施します生活福祉支援資金の申請に係るものであり、特に9月から10月にかけましては、総合支援資金の申請とその処理が増えておるところでございます。  いずれにしましても、自立相談支援事業において生活困窮者の抱えている課題を分析し、そのニーズを把握し、一人一人の状況に応じ寄り添いながら、自立に向けた支援を行っているところでございます。  2の事業イメージの図の右側に、生活困窮からの脱却という最終的な目指すゴールがございますが、プランの終結理由を見てみました。確認しますと、生活安定というふうに判断できたケースが半数以上でございます。あと、連絡がつかなくなった方や、転出した方、その他生活保護のですね、適用を受けるようになった方も、事業実績の右下のほうですね、真ん中の一番下ですけれども、記載しているとおりいらっしゃるのが実態でございます。  なお、家計相談支援事業でございますが、債務問題など家計に関する課題を抱える生活困窮者に対して、自ら家計を管理できるよう、一人一人の状況に応じた支援計画、関係機関へのつなぎ、必要に応じて貸付けの斡旋等を行い、早期生活再生に向けて支援を行うものでございます。  次に資料の右側、住居確保給付金の支給について御説明いたします。  本事業につきましては、令和2年中の補正予算や7月の閉会中の委員会でも御説明しておりますので、今般、新型コロナウイルス感染症防止対策に係る支援として、要件緩和、それに続く支援延長について絞って御説明いたします。  その前にですね、事業実績で現在の給付状況を御確認ください。令和元年度の支給決定数、これは県の実績報告の資料でございますが、支給決定件数が1件、支給済み額が9万6,000円でございました。これが4月の支給要件の緩和により急増いたしております。令和2年度は1月末までで、申請件数が58件、支給決定件数54件、支給済み額が1,060万余となっております。また延長申請、再延長申請される方も少なからずいらっしゃいます。  では、住居確保給付金が今年度に入ってどのように変更されてきたかを、A4判の紙ですね、住居確保給付金支給対象の拡大などを使って上から順に御説明いたします。  新型コロナウイルス感染症防止対策として緊急事態宣言が発出され、多くの業種がその経済活動の制約を受けるなどにより経済が縮小し、給与等が減収し、生活にお困りの方が増えました。住居確保給付金は、令和2年4月30日から、そのような生活にお困りで、家賃の支払いに窮する方々を対象とすべく、住居確保を受ける要件のところの1)では、離職や廃業が対象だったものが、仕事に就いている方も対象となりました。その下2)は、年齢要件の撤廃がなされました。飛びまして、4)収入減少の判断についても、翌月以降、減収が見込まれる方の申請が可能となりました。6)では、求職についてもハローワークでの職業相談や、応募といった就職活動の縛りがなくなったところでございます。  以上がですね、4月末の支給要件緩和の内容でございます。これは、先般の補正等々ですね、予算の御相談を申し上げたときにお話しした内容と重複するものでございます。  次に一番下のほうですね、令和3年2月からの変更でございますけれども、これまで原則3か月、延長はそして2回、最大ですね、9か月まで受給できていたものが、令和3年1月に遡りまして3回目の延長が申請できることとなり、最大12か月受給できることとなっております。ただし、この措置はですね、今年度中に新規申請し、需給を開始した方に限られます。また支給要件につきましても、表の左下の囲みにありますとおり、世帯の預貯金合計額の制限が変わり、ハローワークへの求職の申込みをし、誠実かつ熱心に求職活動を行うことも加わっております。  最後に、市民への広報でございます。市のウェブサイトのリンクの掲載、そして、次にお配りしてます緑色の紙のように、チラシの配置、そして該当しそうな方はですね、「よりそい」のほうからお知らせするなどの周知に努めているところでございます。また、厚労省のですね、コールセンターやウェブサイトの動画が非常に、私も見ましたけれども、分かりやすい内容になっているかと思います。  しかしながら、全般的に制度が頻繁に変更となっておりますので、分かりにくい部分があることも事実でございます。ですから、そのときはですね、くらしサポート「よりそい」にお尋ねいただくのが一番よいかと思います。本日、机上にですね、その「よりそい」の連絡先が入ったカード、こちらのカードを3,000枚印刷しており、市内各所に配置しているところでございます。  ちょっと急ぎ足でございましたが、以上で私からの説明を終わります。 145: ◯委員長内野明浩君) ただいまの説明に関しまして質問があれば。  原委員。 146: ◯委員(原 克巳君) ありがとうございます。住居確保給付金等、あと緊急小口とか要は生活福祉資金ですね、これの対象者は日本人の方だけじゃなくて、外国籍の方も含まれると思うんですが、上がっている実績のうちですね、外国籍の方は何割ぐらいいらっしゃるか分かりますか。 147: ◯委員長内野明浩君) 岩隈課長。 148: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) すいません、ちょっと国籍についてはですね、把握いたしておりません。申し訳ございません。 149: ◯委員長内野明浩君) 原委員。 150: ◯委員(原 克巳君) 把握されてないということだと、日本国籍以外の方も多分、相談に訪れているんじゃないかなと。また、周知に関してもですね、こういった振り仮名つきのパンフレットも準備していただいてるんですけれども、要は外国語に対応するような案内も必要じゃないかなというふうに感じているところなんですけど、その辺はいかがですか。 151: ◯委員長内野明浩君) 岩隈課長。 152: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) 国の制度ですので、厚労省とかのホームページとかで対応できている部分があるかとは思いますが、今後その辺についてはですね、春日市内でも、当然、外国籍の方、そして日本語になじみのない方がいらっしゃると思いますので、今後ちょっとそこのところを検討といいますか、現状では、特別に外国籍の方向けにという、市独自のですね、サービスは行っていないという現状でございます。ありがとうございます。 153: ◯委員長内野明浩君) 原委員。 154: ◯委員(原 克巳君) この生活福祉資金のですね、返済時期、据置期間については原則1年間だと思うんですが、この返済開始時期が、先般ですね、令和4年の3月末以降に多分延長されてると思うんですね。それを待たずにですね、返済をされてる方というのはいらっしゃるんですか。 155: ◯委員長内野明浩君) 渡辺部長。 156: ◯市民部長(渡辺厚子君) 申し訳ございません、生活福祉資金の緊急小口がですね、社協のほうの独自事業になっておりますので、こちらのほうでは、具体的な数値情報等を持ってないところでございます。申し訳ございません。 157: ◯委員長内野明浩君) 原委員。 158: ◯委員(原 克巳君) 生活福祉資金、あるいは住居確保給付金ですね、社協さんが窓口になっていらっしゃるという。先般、去年の補正予算ですね、人件費等で増額補正されたところなんですが、現状ですね、社協の相談をされている、対応されている方の時間外勤務、その辺の補正をされた以降ですね、また増大したとか、そういったことはないでしょうか。要は委託費に関して、不足が生じてないかというところですね。 159: ◯委員長内野明浩君) 岩隈課長。 160: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) 社協の委託の経費についてはですね、現状では委託料の中で収まっているというふうに聞いております。ですから、時間外が発生しているというのは、そこのところは多分にあるかと思いますが、委託料の中で収まっているということでございます。 161: ◯委員長内野明浩君) 原委員。 162: ◯委員(原 克巳君) そのほか、社協の窓口で今苦慮されているような、そういった報告とか、相談みたいなのは上がってきてないでしょうか。 163: ◯委員長内野明浩君) 岩隈課長。 164: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) くらしサポート「よりそい」においては、ただいまもお話ししたとおり自立相談支援事業で相談を受けています。その中で、プランづくりが非常に手間がかかっているというか、やはり皆さんのいろんな主張をくみ取りながらやっているので時間がかかっているということはございますが。そしてあと、くらしサポート「よりそい」の中ではですね、やはり生活福祉資金関係がですね、非常に増えてきているもので、今後の返済、償還等に向けたことで、やはり今後、体制の強化ですね、そちらのほうは考えていただいているところです。ですから今後、私どもが議会に提案する内容でしょうけれども、こちらの市としても当然サポートしていきたいというふうに考えております。よろしいでしょうか。 165: ◯委員長内野明浩君) 原委員。 166: ◯委員(原 克巳君) これが去年の3月からスタートをしたんですかね。据置期間が1年ということで、来月から返済が始まるような感じです。7月以降でしたか。1年間据置きですよね。ああそうだ、令和4年からですね。すみません、いいです。  で、令和4年3月末以降から返済が始まるということで、そこからやっぱり人的な手当というのが非常に大事なのかなというふうに感じております。その辺はしっかり、市のほうもですね、サポートをお願いしたいなというふうに感じております。  それともう1件ですね、自立相談支援事業の中にいろんなメニューというか分野があるんですけれども、就労支援ですね、この辺の支援というのは、どういったものが準備されてるんでしょうか。 167: ◯委員長内野明浩君) 岩隈課長。 168: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) 現在ですね、就労につなげる取組としては、就労相談員がおりまして、ハローワークさんにつないだりですね、あるいは、ほかの助言とかということはしておりまして、あと県のほうでやっています就労支援のプログラムがございますので、それにつないだりというようなことを現在やっておるところでございます。 169: ◯委員長内野明浩君) よろしいですか。  北田委員。 170: ◯委員(北田 織君) 一昨日でしたかね、西日本新聞の1面で、自立相談支援事業、働かれている方ですね、相談者が例年より3倍とか5倍とかに増えたことによって、窓口で働かれている方たちが、新聞によれば、毎日2時間、3時間残業になっていて、残業費をいただけないと言うとちょっと言い方がおかしいかも分かりませんけれども、なかなか休みもとれなくて、時間も休日なんかと振り替えるようなものがなされているとか、いろんなものが新聞に載っておりましたけれども、実際に今、課長のほうからは、委託料の中で賄えているというお話をされておりますけれども、現実問題として、相談を受ける側ですね、ここで働かれてる方たちの残業実態とか、そこでは疲労困憊になっている部分のこと等が記事として書かれておりましたけれども、そういう実態というのはどうなんでしょうか。働かれている方の実情ですね。人数の問題と時間の問題と密度の問題があるのかも分かりませんけれども、それは当然、執行部としては、それを把握されているというか、そういったものはないんでしょうか。 171: ◯委員長内野明浩君) 岩隈課長。 172: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) 社会福祉協議会が担当しています課長さんとも密にですね、連絡を取り合っておりまして、現在、相談員の方がお二人と、あと就労支援相談員お一人と、そのほかに社協内で経験がある職員がサポートをやってまして、時間外が出ないということはないと思いますが、それなりの手当てはきちっとできてると。それとこの前、補正させていただいたときに、バックヤードをやっていただく臨時の職員の方の手当てもしていますので、繰り返しになりますけど、財政的には社協の中で賄えてると。  では、労務の問題でどうかというと、やはり時間外が発生する場合もありますし、相談が遅く来られればちょっと延びてしまうとかありますし、休日につきましては社協内で当番でやっていただいているというところがございますので、本当に非常に御苦労をかけているなという私どもの実感としてはございますので、これも繰り返しになりますけど、来年度以降ですね、実施していただく委託先をきちっと支援してというか、フェアな委託をやっていきたいなと思っております。  以上です。 173: ◯委員長内野明浩君) ほかにありますか。米丸委員。 174: ◯委員(米丸貴浩君) 原委員や北田委員の質疑というのは、社協さん自体がですね、この委託事業だけを単純に見てみればですね、そうかもしれませんけども、住居確保給付金の支給申請をする申請書を見ればですね、申立事項の中には、申請者及び申請者と同一の世帯に属するもの収入とか預貯金をちゃんと書いてくださいねというのがありますよね。そういう書類が、完備してあるものが郵送で来ればいいんでしょうけども、そうでないときには、これは市が聞くんでしょうか、それとも社協さんが申請者に対してお聞きするんでしょうか。 175: ◯委員長内野明浩君) 岩隈課長。 176: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) 住居確保給付金の事務の役割分担と申しますか、私どもは審査と支払いをやっております。社会福祉協議会につきましては、その前段階ですね、書類を整えていただくところまでお願いしているところでございます。 177: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 178: ◯委員(米丸貴浩君) そうですよね。そしたら、先ほど言いましたように、不備があると社協さんが確認しなきゃいけないわけですよね。そうなってくると、書きたくないところかもしれませんし、なかなか難しいところなので、そこをどうして書かないかんのかとか、今こんなに苦しいのにそれが分かってないのかというですね。書類としては書かなきゃいけない、本来はね、書かなきゃいけないことが、なかなか書いていただけない場合が多くて、そのしわ寄せがどうしても社協さんに来ているので、時間を非常に要してる。または、社協さんもたしか、郵送じゃなくて直接来られる方もやはりいまだにいらっしゃって。ほかの業務もありますよね。小口資金とか総合支援のほうも、これは面談が必要になって、どうしても皆さん予約をとってきてある中に、こういう申請書を持って、飛び込みで来られる方もたくさんいらっしゃると、なかなか先ほどの2人の委員からあったようにですね、計画どおり時間が回らなくて、どうしても遅くまで時間がかかっていくというような実態があるやに私も聞いております。  ですから、その分の支援をしていただきたいというのが原委員や北田委員のお話じゃなかったかなと思ってますので、その分に関してはですね、社協さんとの連携はしっかりまた課長、部長でとっていただいて、今の実態、特に住居確保給付金の支給要件が緩和されましたので、この分が今から多分増えてくるんではないかなというふうに感じておりますので、この実態だけはですね、いま一度確認していただければと思っていますが、課長、よろしいでしょうか。 179: ◯委員長内野明浩君) 岩隈課長。 180: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) いろいろ御助言というかですね、ありがとうございます。私どもも社協の「よりそい」の窓口と我々も本当にワンチームのような形でですね、やっていきたいなと思っていますので、ですから労務で苦労されている現状把握とかですね、これについては努めてヒアリングしていきたいと思っております。ありがとうございます。 181: ◯委員長内野明浩君) ほかにありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 182: ◯委員長内野明浩君) ないようでございます。  それでは、市民部の所管事務調査を……。報告がありますか。すいません、報告をお願いします。  渡辺市民部長。 183: ◯市民部長(渡辺厚子君) では、その他としてですが、3月定例会に関わる市民部関連の案件について、簡単ではございますが、ちょっと説明させていただきたいと思います。  3月定例会におきましては、人事案件4件、それと補正予算案を上程しております。  人事案件は、人権擁護委員候補者の推薦を、補正予算では主に事業の執行残や執行見込み残、それに伴う歳入歳出補正となっております。  市民部の説明は以上になります。ありがとうございました。 184: ◯委員長内野明浩君) それでは、市民部の所管事務調査及び報告を終了いたします。  米丸委員。 185: ◯委員(米丸貴浩君) すいません。課長、1点、私の聞き漏らしがあったんだけど、住居確保給付金の支給期間の延長に係る今後の就労支援等についてというのが昨年の12月に厚労省から事務連絡が来てると思うんですが、その中に再々延長が可能であることや求められる活動要件を速やかに周知するとともに、別添の延長申請書等を送付し、その意向を確認するようにしてくださいという連絡が来てるかと思いますが、この措置は春日市としてはされたんでしょうか。 186: ◯委員長内野明浩君) 岩隈課長。 187: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) まず、「よりそい」のほうでですね、該当しそうな方については、お電話とか、あとちょっと今度支給がですね、新たに可能になりそうな方については、お手紙とかですね、を出すようにしています。そういう予定でございます。 188: ◯委員長内野明浩君) よろしいですか。米丸委員。 189: ◯委員(米丸貴浩君) これは市から出すのではなくて、今のお話だと社協さんですよね。社協さんから社協名で出るという認識でよろしいんですか。 190: ◯委員長内野明浩君) 岩隈課長。 191: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) 御相談いただくところがくらしサポート「よりそい」ですので、お出しする連絡先といいますか、問合せ先は社協さんからということで、社協さんに原案のほうつくっていただいて、私どもが確認させていただいて、社協さんから出していただくという流れでございます。 192: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 193: ◯委員(米丸貴浩君) 当然そしたらこれは、委託費の中の補正増として認められている分になるんですかね。この決定が、去年の12月ですよね、事務連絡が来てるのって。そして、今のお話だと、今から出すということであれば、さきの補正の中には入ってないような気がするんですが、いかがでしょうか。 194: ◯委員長内野明浩君) 岩隈課長。
    195: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) まず、そもそも委託費の大枠の考え方として、人件費に関わるもの、そして事務的な費用、そして社協全体の運営に係る分が全部入っておりますので、その中でやっていただくんで、これが発生したから幾ら委託料が増額ねというふうには直結するものでございませんが、私どもが委託料でお支払いしている中で賄えているというふうな認識でございます。 196: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 197: ◯委員(米丸貴浩君) これは新たに国からのこういう措置をしてくださいということを、事務連絡で県指定都市、中核市に来て、これ以外のところは県からいわゆる春日市等には来ているというふうに私は認識しているんだけど、そうであれば、これは新たな業務が追加になっているものであって、初めから想定されるものとは違うものであるという認識が私はあるので、そういうところは先ほどしっかり支えていきたいという答弁をいただいているんであればですね、やはりこういうところは……。現状は今、社協さんもきゅうきゅうですよ。やはり見ていただくのが私は当然じゃないかなと思うけれども、ちょっと今の課長の回答は厳しいんじゃないかなと思うんですけど、部長いかがですか。 198: ◯委員長内野明浩君) 渡辺部長。 199: ◯市民部長(渡辺厚子君) 社協のほうとはですね、課長も含めて常時、情報共有をしております。現状を確認しながらやっておりますので、社協のほうから、これが必要ですとか、そういう相談があった場合は本当に真摯に対応していますので。で、こちらのほうも声かけをしております。これに対してどれだけ今、委託料の中で不足が出るのかとかいうところの相談が今のところうちのほうに上がってないので、状況としてはですね、こちらのほうは随時、確認していっておりますので、今後もそれは継続してやっていきたいと思っております。 200: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 201: ◯委員(米丸貴浩君) そうであればですね、委託料の相談があれば、それには対応していくという今の答弁であると理解してよろしいですか。 202: ◯委員長内野明浩君) 渡辺部長。 203: ◯市民部長(渡辺厚子君) 相手も社協さんですので、その中でやはりやっていただかなきゃいけないので、お財布事情がいろいろあると思いますので、それについては真摯にちょっと協議をしながらですね、やっていきたいし、今までもそれでやってきていると思っております。 204: ◯委員長内野明浩君) 原委員。 205: ◯委員(原 克巳君) 今の米丸委員のことに関連してですけども、先般、国の3次補正ですかね、成立して、その中に新型コロナに関するセーフティーネット強化交付金、これも盛り込まれて、自立相談支援機関の充実というのが求められていたので、ぜひこの交付金をですね、活用しながら相談体制の拡充を図っていただけたらなというふうに思いますので。これは要望です。よろしくお願いします。 206: ◯委員長内野明浩君) 渡辺部長。 207: ◯市民部長(渡辺厚子君) 御意見ありがとうございます。いろいろ研究してまいりたいと思っております。 208: ◯委員長内野明浩君) ほかにいいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 209: ◯委員長内野明浩君) それでは、これで市民部の所管事務調査報告を終了いたします。  それでは、ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後0時17分                 再開 午後0時17分                ──── ─ ──── ─ ──── 210: ◯委員長内野明浩君) 再開いたします。  以上で本日の市民厚生委員会を散会いたします。どうもお疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後0時17分...